アルコールが肝臓で分解、排出されるまで

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お酒のアルコールって肝臓で解毒、分解されるのはみなさんもご存知。
でもどのようなメカニズムで処理が行われているのか気になりませんか。
そこでアルコールが口に入ってから体の外に排出されるまでどういった処理が行われているのか調べてみました。
その結果、二日酔いに注意しなければいけない意外な理由も見えてきましたよ。

 

 

胃、腸から吸収
アルコールはまず胃で約20%、のこりは小腸上部腸から吸収されます。お酒を飲んでから吸収されるまでの時間は1〜2時間とかなりのスピードで吸収されます。胃や腸で吸収されたアルコールは門脈という太い静脈を通じて肝臓に運ばれます。

 

アセトアルデヒド(毒性あり)へ変換
肝臓に運ばれたアルコールは肝臓にある酵素の働きでアセトアルデヒドという物質になります。
アセトアルデヒドには毒性があり動物実験では発がん性も認められている物質です。
二日酔いはこの段階で処理が間に合っていない、滞っている状態と言われています。
アセトアルデヒドの毒にやられないためにも二日酔いにならないように注意が必要ですね。

 

アセトアルデヒドから酢酸へ
アセトアルデヒドは毒性のあるものなので更に酵素の働きで酢酸に分解されます。
毒性が分解された酢酸が血液を伝って体中をめぐります。

 

酢酸から水と二酸化炭素へ
酢酸は体にとっては必要なものでクエン酸サイクルによって乳酸などの疲労物質を分解したり、血液を弱酸性に保つためにも役立つものです。
筋肉などで代謝された酢酸はやがて水と二酸化炭素となり体外に排出されます。

 

 

肝臓で「アセトアルデヒド(毒性あり)」→「酢酸」→「体内で代謝」→「水&二酸化炭素」という流れで口にしたアルコールは外に排出されることが分かりました。注意したいのは毒性のあるアセトアルデヒドです。
頭痛や吐き気だけでなく発ガン性まであるというこのアセトアルデヒド。
肝臓の処理が追い付いていないと長時間このアセトアルデヒドの毒に侵されることになってしまいます。二日酔いはこの毒に侵されているサインと受け止め、飲み過ぎに注意しないといけませんね。